「パパ活に興味はあるけど、実際、援助交際と何が違うの?」と疑問に思っている人も少なくないかもしれません。
この記事では、パパ活と援交の違いについて詳しく解説していきます。
パパ活をする際の注意点なども合わせて説明するので、これからパパ活を始めてみたいという女性は参考にしてくださいね。
パパ活と援交の違い

援交とパパ活は、「性行為の対価としてお金を受け取る」か、「デートなどで同じ時間を過ごした対価としてお金を受け取るか」という点に違いがあります。
そもそも援交は、「性行為を前提として、女性が男性から金銭を受け取る」という行為のこと。法律上は「売春」と呼ばれる行為で、「売春防止法」で禁止されています。
第2条 この法律で「売春」とは、対償を受け、又は受ける約束で、不特定の相手方と性
出典:売春防止法
交することをいう。
一方パパ活は、「二人で何をするか」はあくまで自由。「一緒にお茶や食事をする」「ショッピングをする」など、パパ活の内容は人それぞれです。
例えば「一緒に食事デートをして、その対価としてお手当をもらう」という行為は、売春にはなりません。
パパ活と援交は、「何を対価として金銭を受け取るか」という点が明確に違うと言えます。
デートがメインなのがパパ活
援交は、お金と引き換えに性行為をすることを前提として会いますが、パパ活はあくまでデートをする、一緒に過ごすことがメイン。
ただし、「一緒に食事をする予定で会ったが、その後、お互いに合意の上でホテルに行った」というケースもあるのがパパ活です。
「大人の関係なしでパパ活している」という女性もいれば、「大人の関係もあり」としている女性もいるなど、どんな条件でパパ活をしているかは人によって違います。
「デートがメインで、大人の関係に発展することもある」というのが援交との違いです。
お金持ちの男性が多いのがパパ活
援交においては、男性の収入はあまり関係がありません。また、パパ活のように「定期パパ」という概念がなく、「一回きりで終わる関係」ということがほとんどです。
一方、パパ活には「高収入の男性が、女性を支援する」と定義されている一面もあるのが特徴。
「高級レストランの食事を奢ってもらう」「ショッピングデートをして、ブランド品を買ってもらう」など、長期的な関係を築いて富裕層の男性でなければ難しいデートを重ねるケースが多い点が援交との違いと言えるでしょう。
援交にならないパパ活方法

パパ活と援交の違いを理解しておかないと、「パパ活をしているつもりが、単なる援交になってしまう」という可能性があります。
ここからは、パパ活をするとき、援交にならないように意識したい内容について解説していくので、参考にしてください。
大人の関係を前提にしない
パパ活では、大人の関係を前提にしないでパパに会うようにしましょう。
「性行為の対価としてお手当をもらうこと」を前提として会うのは、売春行為と見なされます。
顔合わせでも、最初は食事やお茶のみで終わらせるのがパパ活の基本です。
食事などのデートを目的として会うようにする
パパ活では、パパと会うときは「一緒に高級レストランに行く」「ショッピングに行く」など、デートを目的にするようにしましょう。
援交における男性の目的は「性行為」のみですが、パパ活をする男性の目的は、「女性と一緒にデートをする」など、疑似恋愛を楽しむことも含まれます。
「若い女の子と話して癒されたい」「恋人気分を味わいたい」といったパパの需要を、デートで満たしてあげましょう。
条件交渉に性行為を連想させるワードを使わない
パパ活アプリやサイトを使ってパパ候補の男性とやりとりをするときは、性行為を連想させるワードを使わないように気を配りましょう。
例えば、「大人3でどうですか?」というやりとりを経てパパと大人の関係を持った場合は、援交になります。
「食事やデートをしてお手当をもらった後、お互いに合意のうえでホテルに行って大人の関係を持った」という場合は、性行為の対価としてお金を受け取っていないため、援交にはなりません。
「お手当はあくまで食事やデートの対価として受け取る」という姿勢でやりとりしましょう。
パパ活と援交に関する注意点

お金を稼ぎたいのであれば、法に触れる援交ではなく、パパ活という方法を選ぶべきです。
ここからは、パパ活をする際に、最低限押さえておくべき注意点を解説していきます。
18歳未満でパパ活をしない
パパ活をしてみたいという女性は、18歳になってからパパ活を始めましょう。「本当は17歳だけど、お金が欲しいので18歳と偽ってパパ活をする」というような行為はしないようにしてください。
あなたが18歳未満の場合、食事のみで大人の関係がないデートをしただけでも、パパが「青少年保護育成条例違反」などで罰せられる可能性があります。
18歳未満の女性側には、パパ活を処罰する法令や罪はありません。ですが、男性側は逮捕されたり、最悪の場合家族や職を失ったりなど、ダメージが大きくなってしまいます。
法に触れないような健全なパパ活をしましょう。
既婚者とは大人の関係を持たない
パパ活では、大人の関係を持つか持たないかは自由です。ですが、パパが既婚者の場合は、大人の関係なしでパパ活をするようにしましょう。
既婚者とのパパ活は、パパの奥さんから「夫の浮気で精神的苦痛を受けた」として慰謝料を請求されるリスクがあります。
パパが未婚の場合は、他に彼女がいたとしてもその彼女が慰謝料を請求することは基本的にできません。ですが、パパが既婚の場合は、奥さんにはパパやあなたに慰謝料を請求できる権利があります。
大人の関係を持ってしまうと、「不貞行為」という肉体関係のある浮気とされ、離婚理由として認められてしまいます。
既婚者のパパとは、食事のみのデートをするようにしてください。
パパ活サイトやアプリで相手を探す
パパ活をするときは、パパ活向けのサイトやアプリを使って相手を探しましょう。
SNSを使ってのパパ活は避けてください。SNSは年齢確認不要で、無料で始められますが、どんな人が利用しているのかがわかりません。最悪の場合、犯罪に巻き込まれるなど、リスクが高くなってしまいます。
パパ活向けのマッチングサイトやアプリであれば、年齢認証のために身分証明書の提出が義務付けられていたり、男性側は利用するのに料金がかかるなど、セキュリティ面でも安心して利用しやすくなっています。
女性であれば、基本的に利用するのに料金はかかりません。低リスクでパパ活をするためにも、パパ活向けのサイトやアプリを使ってパパ候補の男性を探すようにしてください。
パパ活と援交の違いを把握して活動しよう
性行為を前提として金銭の受け取りをするのは「援交」になります。
パパ活では、健全な食事デートやショッピングデートでだけお手当の交渉や約束をするようにしてください。
パパ活と援交の違いを明確に把握したうえで、安全にパパ活に取り組んでいきましょう。